Cさん視点の話

意味なんてないよ

雨とともに去りぬ

青「あーあー、皆さまこんにちは。青です。いや、違いますコード015じゃないです。そんな可愛くないです。青です。ども。
えーと、今日はどうやら一人だそうですよ。いや、わかんないけど多分めんどくさかったからとかじゃないんじゃないですか?関西弁とか三点リーダーとかめんどくさかったとかそういうことじゃないですよ、きっと。ね、支配人さん。
あそうそう前回の件(覚えてるはずないけど呼び名の件)、決まったそうですよ。支配人、って呼べばいいそうです。もちろん彼の独断です。なんでって聞いたら、「いやこれは一応脳内劇場だから。劇場取り仕切ってるっていったら支配人でしょ?」だそうです。
しかもこれ支配人って書いて「オーナー」って読ませるらしいですよ。中二病ですかね、最近色々あって頭のネジが数本抜けてるんじゃないですか?「劇場支配人のテーマ」?某大方程式の首をくくらなきゃいけないフリー素材さんは多分関係ないです。
いやー、天気はすっかり雨ですね。聞くとこによると毎週水曜日は雨が降ってるとか。皆さん雨は嫌いですか?私ですか?私は好きですよ。私は陰キャな人間なので、雨降って野外フェスとか中止になったりしてる中一人で部屋とか図書館にいてざまぁ見ろって思ってるのが好きなので。
しかも雨の音って結構好きなんですよね。普段風の音とか鳥の鳴き声とか聞くことって少ないですけど、雨が降るとみんな自然と雨の音って聞いちゃうんですよ。ああ言うのって聞いてるだけでヒーリング効果ありそうですよね。しかも強ければ強い方が面白いですね。雷とかあるとなおいいですね。嵐の音だけで酒が飲めそうです。
で雨が止むじゃないですか。そうすると嘘みたいに晴れ晴れとしてるんですよ。そんで普段聴かない風とか小鳥の音が聞こえてくる。まぁこれはきっと私が、ってか支配人が梅雨生まれだからですかね。
いやー、そうなんですよね、私結構小さい頃から一人で部屋で遊んでるのとか好きだった人で。根っからのボッチ耐性というかそういう人なので。一人でファミレスもカラオケも全然行けちゃう人なんですよね。だからこう一人で完結しちゃうというか。表面的には人に頼ったりとかしてても、実際は人をあんまり信用してなかったり。まぁそういう人間なんです。自分語りって聞いてて面白くないですよね。わかります。まぁ私は二次元の架空の人間なわけで、まぁこれらのことはまったくのデタラメかもしれないのです。謎理論。まぁお好きな脳内cvボイスで再生してください。
私雨も好きなんですけど、傘って好きなんですよね。雨が傘に当たると、守られてる安心感があって。しかも自分の手で持てる。しかも使いたい時にだけ持ってればいいと。まぁうっかり電車におき忘れたりしちゃうんですけど。
まぁ何が言いたいかと言いますと、皆さんも雨、好きになってくれると嬉しいです、っていう話でした。まる。」





五月の風

黒「あれ...なんかここにきたの久しぶりな感じがする....なんか彼最近とても忙しかったらしいですね...たしかに五月祭やら新歓やら勉強忙しいとかでやらなきゃいけないことは多かったようなんですけど...まぁ彼の場合積まれた課題からの現実逃避でyoutubeとかゲーム実況とか見たり...日々の日課してたり...まぁそんなこんなで忙しかっただけなので....」
黒「....てか私が一番最初に来てるなんて珍しいですね....他の方どうしたんでしょう...時間が経って出力に時間かかってるんですかね....お、足音がする...」

ガラガラ....

黒「...え、その...赤というか黒というかその中間みたいな色....え、どなたですか...ワインレッドさん...?」
赤「...作者が絶賛五月病なんやて...なんか私らまで影響受けてこうなってるらしいんや...ちなみに色はピジョンブラッドっちゅーらしい..」
黒「....なるほど...じゃ私がそのままなのはもともと黒だから...?」
赤「いや...あんたの色も一応変わってるらしいで...漆黒に」
黒「奴は中二病ですか...そんなの何も変わってないでしょ....」

ガラガラ...

青「ごめん遅れて...もう始まってる?」
黒「....紺?」
赤「...マリッジブルーやろ」
青「マリッジブルーは色じゃないから。一応ターコイズブルーっていうらしいよ、宿主さんがいってた。」
赤「漆黒とかピジョンブラッドとか...あと何やったっけ..そうターコイズブルーとか、あいつふつうに調子乗ってるよな、なんやポケモンの新作でも出すつもりか」
青「ピジョンブラッドなんだそれ.....臙脂色とか紺とかで十分なのにね、なんでわざわざ違う言い方するんだろう...」
黒「....それはファッション業界の闇だから...今年の新色とか、日本人は大好きだから...」
赤「流行色とか言いやがったって、あんな誰かが決めたもん、流行もなんもないやんけ」
青「まぁそれで食べていってる人も結構いるから..」

ガラガラ...

赤「あれ、お前....コケ生えた?」
青「そりゃこんな暑いのに地面中いたらね..苔も生えるよ」
緑「うう....違いますよ!モスグリーンですモスグリーン!そういう赤さんだってサビ生えてるじゃないですか」
赤「ちげえわ私のはピジョンブラッドなんだよ!お前の緑青と一緒にするんじゃねえ」
青「まぁまぁ喧嘩しないで、ただでさえ暑いのに...今回も出番まだあってよかったじゃない、お疲れ様」
緑「え、いや帰らないですよ..?」

ガラガラ....

緑「ぷっ」
黒「...クス...」
赤「あれお前..腐ったバナナみたいな色してr」
黄「誰が腐ったバナナじゃこらぁああああ!」
青「余計なこと言うから....」
赤「ぼ、暴力はひどいで、それに別に事実やんか」
黄「チョコバナナ色くらいにしてもらえます?それにあなただって血便みたいな色してますよ」
赤「ばあかこれはピジョンブラッドっていうんやでーー」
黄「じゃ鳩の血便じゃないですか」
赤「え、ピジョンブラッドってそういう意味やったんか...」
青「そんなん嘘に決まってるでしょ...で、みんな集まったけど、なんかやりたいことがあったんでしょ、確か」
赤「え、あそうやった完全忘れてた忘れてた。まぁ作者は前のくだり五月中にやりたかっただけらしいから十分らしいねんけどな」
黒「そんなにわざわざやるほど面白いかなぁ....」
赤「まぁ我々がこれからしたいのはなぁ、ある議題を持ってきたのでそれについて会議したいんや」
黄「北朝鮮の非核化とその後について?」
緑「日◯大学ラグビー部監督の処遇とか?」
赤「いや、そんな難しい問題なんでこの五人だけでできんねん。そやなくてな、このほら私らがさっきから作者とかアイツとかいってる彼がおるやん」
青「ああ、第一回から設定も立ち位置も表記もぶれぶれな第1当事者ね」
赤「あやつの呼び名をな、決めて欲しいねんて」
黄「そんなん適当でいいんじゃない?陰毛とか」
赤「お前あいつにクッソひどいあだ名つけるんやな。いやこれが結構重要なんよ。ほら、プロデューサーとか、審神者とか、聞いたことあるやろ?」
緑「ああ、あの某アイドルゲームとか某刀剣ゲームとかの愛好家の方々の自称、ですよね。」
赤「そうそう、ああいうのって元々ゲーム内の主人公投影キャラの呼び名でな、それがファン自体を指す言葉になってんねん。だから最近は女の子がいっぱい出て来る作品とかには大体そういうポジションがあらかじめ用意されてるとからしいねん。でこの作品についてだと、その作者的なポジションがそれに当たるのかなぁと。」
青「某ラ○ライブは一応プレイヤーの立ち位置は十人目のアイドルメンバーってことになってたけどね。かなり無理があると思うけど。結局◯ブライバーって呼ばれてることが多いし」
赤「まぁだから将来的にアニメ化とかされたときのためにね、色々今のうちに考えとこうって事で」
黄「ってことはやっぱり適当でいいじゃん、そんなことあるわけないし、いいよ陰毛で」
赤「そんな言葉放映できねえやんか。いいよーだアニメ化してもてめえだけはcv無しにしてやる。お前らもcv無しにされたくなかったら真面目に考えろー」
黒「マスターとか?一応脳の持ち主だし」
青「それはもうすでにいっぱいあるからなぁ、問おう汝が我がマスターか的なグランドオーダー的なやつとか、某有名ヤマハ音声合成ソフト群とか。」
緑「あるじさま?」
青「それはうん万歳生きてる吸血鬼ロリみたいだなぁ」
黒「フレンズ?」
青「いっぱい動物が出てくる子供向けアニメかな?」
黒「竹書房?」
青「それは...なんか違くない?」
黒「うーん...難しい...すでに沢山あって何言ってもかぶる気しかしない...」
赤「最近どんな女の子たくさん出て来る系アニメにも、なんでこのキャラ必要なんだ?みたいな空気感の全くない男キャラ多いからなぁ。某異能麻雀アニメの京太郎とか某田舎のんびりアニメのお兄ちゃんとか。」
青「第一さ、これって実際唯一の作者に対する呼称なわけでさ、別にファン何人も指す言葉としては不完全じゃない?」
赤「ちっちっわかってないですなぁ。実は我々の頭の中にはな、実は人類全員に共有する潜在的意識があってな、そこの部分では人類皆繋がってるっていうんや。そこのことを「イデア界」というんやけど。で、実はこの世界ってのがそのイデア界の一部なんや。だからここは作者さんの頭の中だけじゃなくて、読者さんみんなの頭の中に私たちはいるのです、まる」
青「えらく哲学的な内容急に出てきたね。つまり私たちが得てるアニメ的常識とかは全部彼らから来てるわけか。」
赤「そう、ここは日本のオタク専用のイデア界やからな。そういうことになるな。だから読者のみなさんが直接わからないネタがあっても、イデア界では繋がってるかんな。実は無意識の中で実はわかってるっちゅーわけや」
黒「出た...作者様の逃げ口上...」
赤「うーん、出ないならしゃあないなぁ。こういう時は皆様から公募するしかないなぁ。えーイデア界にお住みの皆様、皆様方の呼び名を募集しております。いいアイデアありましたら作者へのdm、リプ、空リプ等でお教えくださいませ。採用された方には番組特製記念品をお送りします。」
黒「...イデア界で繋がってるんなら、送らなくてもシンパシーで私たちにはわかるんじゃない...?」
赤「う....痛いところ指摘するなよ!」

赤「というわけで皆さん、お返事待ってるでー」
黄「オフ会0人....」

脳内茶番 「展」


黄「えー、この物語は、女の子の可愛さを最大限お楽しみいただくため、邪魔にならない程度の日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。

あと、この話に出てくる人物、企業等はすべて架空で、実在のものとは関係ないのでご注意ください。それから、私たちはみんな二十歳以上です。おこさまにはかげきなひょうげんがふくまれるから、おうちの人といっしょに見てね!」


赤「えー、てなわけで前回から初登場、イエローちゃんやーー拍手〜〜」

(パチパチパチ)

黄「いや〜、どうも〜〜。いやーそれにしてもこの始めの文句って言うの緊張するね。ってかこんな長いセリフ言わせやがって、これ作ったやつの頭どうなってるんだろうね」

青「最初から飛ばすねー」

黒「...っていうかここがその頭の中なんだけどね....」

赤「おいおい、そないなこと言うとこの世界から簡単に消されかねないで。この世界、宿主さんがこのキャラ登場させるのめんどくせえとかなったらすぐ消されるかんな。」

青「一番めんどくさそうなの赤だと思うけどね...」

赤「...いや、アニメ化になったらめんどくさいのは黒やで、なんせこいつゴスロリ着てるからな!作画班が音をあげるはず!」

黒「ああ...だから赤はジャージ着てるんだ、せめて消されないように...不憫..」

黄「でもまぁ、消されても別にいいけどね。だって、多分きいが消されるくらいになったらこの話本当にすぐ終わるもん。読者も作者も相当無駄な時間使ってるだけだよ?それ黒っちも大丈夫だよ、こんなのアニメ化するほど暇な会社無いから。」

赤「わからへんよ!もしかしたら関西弁のよしみかなんやで京アニがアニメ化してくれるかもしれないやろ!似非やけど!」

青「あの会社でアニメ化すると、多分オタク受けするように大幅にキャラ改変されるだろうけどね。」

黒「...いきなり妹が増えたり、姉が増えたり、モブが主要キャラより人気になったり..」

黄「真面目な話の途中にダンスシーン挟んだりとか?」

青「百合要素ふんだんに入れたりとか、むしろ筋肉むきむき男子化して腐女子受けを狙ったりとか....」

赤「うう...そんなん原作よりも面白いアニメやんけとか言われて嬉しいような悲しいような思いするやんけ!やめややめや!他のアニメ会社に頼む!」

黄「シャ○トとか?」

青「ダメだよ、部屋がデザイナーズ物件になったり、お風呂がとんでもなく大きくなったりとかしちゃう」

黒「...文字が全部旧字体になる...」

赤「あかんあかん、首が変な方向に折れ曲がったり、3話くらいで悲惨な死に方したりしてまう。あ、


絶望した!!アニメ化しても原作者が幸せにならない世界に絶望した!!」」


黒「伝統芸、伝統芸...」

青「いや、別に義務じゃないんだから無理やりやらなくてもいいんだよ?」


赤「絶望した!義務化された世界に絶望した!


青「まぁ確かに、全然誰も期待してないのに本人だけが義務感を持ってやってることってあるよね」

黒「冒頭の注意喚起とか...まさにそれ」

黄「注:パクリではありません、オマージュです」

青「そんなこと言わなくたって、読者は大体わかってるもんだけどね」

赤「某ソ○トバンクのcmとかな、あれいつまで続くんやろな」

黄「旧白戸家とか新白戸家とか、ぶっちゃけどうでもいいよねぇ。三太郎の方が100倍面白い」

黒「あんなcmでも、制作費数億....ついでにどんな糞アニメでも、だいたい制作費は数千万...」

青「作画崩壊で話題になった方がまだマシみたいなところあるよね、作品山ほど増えたし」

黄「誰も見てないのに作者の自己満のためだけのために作られている作品なんてこの世に腐るほどあるからね。」

赤「黄ぃやん、それは禁句やで...」

青「辛かったら辞めていいんだよ、関西弁....」

赤「そんな優しそうに言われると本当にやめてしまいそうにやるやないか....」

黄「宿主さんの二回目のネカマとか、絶対誰も興味ないのに義務感でやってる感じだよね」

赤「.......」

黒「...そういえばさ、私たち...何か忘れてない?」

青「え、何?なんかやることあったっけ?」

黒「...いや、何かじゃなくて...誰か忘れてるような...」

赤「\あっかりーーん/ってやつか?確かに私は赤いけどもうちょっと存在感ある主人公やで」

黄「もう怖いこと言わないでよ!私たち元々4人だったじゃん!」

青「いや、元々は二人しかいなかったけどね、君たちがどんどん自然発生して来たんだけどね」

赤「誰か居なくなってるって?それってまさにホラーものか殺人事件かの始まりやんか。おい誰が名探偵なんや、至る所で殺人事件を引き起こす疫病神なんや。」

黒「...人が一人づつ消えて行ったりする話とかね...。...あれ..こんなとこに穴なんてあったっけ...」

赤「おい....こんなん絶対死体とか出てくるやろ...それかゾンビが襲ってくるかとかか...」

黄「ちょうど人一人くらい入りそうな大きさだね、結構深いとこまで繋がってるみたい」

青「じゃ、赤。レポートよろしく」

赤「え、なんで私なんや?私絶対嫌や!」

黒「...赤行かないの...?...じゃあ私行く...」

黄「なんか楽しそう!私も行く!!」

青「あ、そう?じゃ私も行くー!」

赤「おい...なんで言いながらお前ら私の方見るんや」

青「うーん、なんのことかなぁー?」

赤「...まぁいいや...私も行くよ...」

「「「どうぞどうぞ〜〜」」」

赤「あぁ!そんなやと思ったで全くもう!絶望したこの義務社会に!」

青「ささ早く穴の方へ...」

赤「言われなくても行くわ...おいお前ら、何じっと見てるんや?」

黄「『絶対押すなよ』って言わないのかなぁって思って...」

赤「言わんわ!つまんねーこと聞くなよ!」

青「お、伝統芸伝統芸」


赤「いや、これどこまでつながっとるんや?」

青「あかー、どんな感じ?」

赤「いや、全然...お、なんか光見えて来た...お、どれどれ....」


緑「あ、赤さん!いらっしゃい、何飲む?色々あるよー、紅茶とか?」

赤「いや、お前何しとるんや?」

緑「いや、なんかね、穴掘ってたら結構インテリアとか凝り始めちゃってー、いいでしょおしゃれなカフェみたいでしょ?」


赤「なるほどな....これが本当の、穴場のカフェってな」


黄「お後がよろしいようで〜〜〜」


脳内4コマ 「転」

「「「これまでの『ちゃばん!』」」」


緑「みどりです!閉鎖寸前になったこのブログを立ち直すべく、立ち上がった私たち!自己顕示欲と創作意欲に駆り出されて始めてみるも、慣れない関西弁でのキャラ分けや6限までびっしり詰まった時間割など、私たちの目の前に立ちふさがる障害は数知れず!一体私たちどうなっちゃうの〜??」



赤「なんなんやこの女...」

青「今回から新登場のくせしてめちゃくちゃな性格してるわね....」

緑「.....いや、違うんです!!!私全然そんなつもりは.....。ただ作者さんに、こう言ったらとりあえず大体のオタクは乗ってくれるからって言われて....」

赤「ああ、あれな。ラブラドールレトリーバーみたいな名前のアニメに出てくる、薬用石鹸みたいな名前のアイドルグループの団体のあれやろ?」

青「前回からやけに推してるけど、作者さんアニメ一話も見てないし、確かゲームもインストールしてすぐやめてたような」

黒「....大丈夫....情報は全て同人誌で手に入れてる....って言ってた....」

赤「偉大なるポロロッカ、逆流現象なこった」

黒「....ファンに呪い殺されてしまえばいい...」

緑「でも私、みなさんの役に立ちたくて!」

赤「とは言ってもなぁ、作者も結構きついと思うで?今だって多分語尾安定してないし、多分左のこれとったら誰が喋ってんのかわからんで」

「多分そう...」

「絶対そうだねー」

「そうですかね?」

「せやって。今だって多分読者に結構な負担かけてるはずや!」

「変な関西弁やめろや、そんな喋り方すると余計読者に負担かけるやろが」

「あぁ、鬱やなぁ。人類全員死なんかなぁ」

「なるほど!今関西弁で話せば全部赤さんが言ったことになる!」

せやねん!女子の50kg台は別にデブやないねん!お米の食べ過ぎちゃうねん!」

「あああ、私なんか無性に青の肩揉みたくなってきたわあ。てか今夜この後私のおごりで飯行こうや〜」

「なんやねんほんまお前ら」

カイジはん、あんた星欲しいんやろ?一個2000万でどや?」

「あべさん、お金いいかげん受け取ってもらえまへんか?ほら、これあんたからもらった100万円ですわ」

「返せー、家の中に何にも物がないー!携帯も、財布も、何にもないー!」

「ですからそのことに関しましては、捜査の最中でございますので、刑事訴追の恐れがありますので...」

「すいません、女性の方は土俵から降りてください、女性の方は土俵から降りてください。」



パチッ


青「うわっ眩し」

赤「てめえらいいかげんにせえよ!てか後半なんか別の人いたし!なんなんだよ!」

黒「...今年はほら...あっちの方でいっぱい問題が起こってたから...」

緑「あれ、でなんの話でしたっけ?」

赤「えーっと、せやからこないな風に誰が喋ってんのか増えて来ると大変やから、これ以上人はいらないって話や」

青「4人どころか、それ以上いてもだいぶ区別できてたけどね」

赤「それは特殊な話しかしてないからやろ!それになんかなぁ、緑ってなぁ」

緑「え、緑って....なんですか?」

青「うん緑ってねぇ」

緑「緑って...?」

黒「うん....緑は...ね」

緑「緑って...なんなんですか?」

赤「うん...緑ってさ....


「「「地味...だよね....」」」


緑「....え...地味、ですか...?」

青「なんかね...永遠の5番手って感じだよね、二番手ポジションすら与えられない的な」

赤「せやねん、なんかどうしても数合わせ的な感じで入れられること多いよなぁ。大抵チームの中でも浮いてたりして。そんで大体チームの中で足引っ張ることになんねん。ただの引き立て役やな」

緑「そんな....ひどい....」

黒「...だいたい闇堕ちするのも...デッドエンド迎えるのも....主人公に異常な執念持ってたりするbl、百合枠だったりするのも...大体緑の役目...」

緑「そ、そんなことないですよ!」

赤「それに緑って大抵弱いよなぁ、一人じゃ何にもできない系の、サポート系の能力だったりして。」

青「絶対あれ、前線のポジションの人から「あいつだけ安全なとこにいてうぜえよなぁ、大して役に立たないし」とか言われてるよね絶対」

緑「うう.....」

赤「今から緑で嫌なもの言っていこうや」

青「芋虫とか?青虫って言われてるけど青って文字使わないでほしいよね、青じゃないし」

黒「ピーマン...ほうれん草...ブロッコリー...子供のころ嫌いだった..」

緑「ううう...」

赤「問題集?とかにつかうあの緑の透明なやつ?あれ全然使ったことないや。赤の透明なのはいくらでも出番あるけど」

青「青リンゴとかマスカットとかさ、結局りんごでいいしぶどうでいいしね。なんでわざわざ青いうちに収穫するのさ。てかあんたのことdisろうとすると私もダメージくらわなきゃいけないのなんなのこの罠」

緑「うううう....」

黒「...鉄緑会」

赤「ルイージ

青「埼京線

赤「常磐線

黒「..LINE」

赤「小◯百合子」

青「みどりの日

黄「モリゾーとキッコロ

黒「...鏡月

赤「田舎」

青「ピッコロ」

黄「緑のたぬき

黒「...量産型ザク」

赤「なんてったって赤いのの1/3の力しか出ねえもんな、ってあれこの展開どっかで...あれあいつは?」

緑「うわぁーーーーーん!!!私なんて、私なんてーー!!」

青「なんか部屋の隅に穴掘って埋まろうとしてるわね」

赤「それ違うアイドルやろうが!全く、てか登場からずっと黒のパターンと被ってるねん!キャラも話し方も微妙に!普通にネクラキャラが二人増えるとこっちだって大変なんやねん!」

青「赤だって元は根暗なタイプだもんね。空元気で頑張ってるっていうか」

赤「せやねん、やから泣かれたりするとこっちだって大変なんや」

緑「だってみなさんが!みなさんがいじめるからですよ!私だって頑張って慣れないあらすじ紹介とか練習して、やっと新人として受け入れてくれると思ったんです!それなのに、それなのにぃ....」

赤「..ぷっ.ふふっ...」

青「え、何笑ってんの?」

赤「いや、なんか野々村に似てて...」

青「いや、ほんとそういうのどうかと思うよ、人として」

赤「まぁともかくさ、こう雰囲気としてさ、滅入ってくばっかりやからさ、もっとなんつーの、もっと場全体が明るくなるような?キラキラした子が来て欲しかったんよ」

黄「私みたいな?」

赤「おお、そういうそういう。まさにこういう子が...ってあれ?君いつから...?」

黄「わたし?えーっとね、結構前くらいからいたよ。みんなで電気消して関西弁喋ってるとこくらいからかな?」

青「え、そうだったの??」

黒「全然...気づかなかった....」

赤「おい、見ろよ...私が求めてたのはそうだよこういう根っからのパリピ、キラキラピーポーや!ほらお前ら、わからんか?」

青黒「...?」

赤「この距離感や!いいか、真のパーリーピーポーってのはなぁ、こっちが壁を建設する前にズイズイ入り込んできてな、そんで気づいたらもう相手のペースに引き込まれてるんや。」

黄「あかりん、そんなの照れるなぁ、そんなんじゃないって〜」

赤「あ、あかりん??ほらこんな感じで早くもあだ名とかつけて来るんだよ?これこそ真のパリピの実力ってもんよ」

黄「アッカー関西弁にするの忘れてるよ?てかもうそれやめたらー?あんまり面白くないよー??」

赤「う....そうや、こうやって他人の領域に土足でずどずどと入って来る感じ....これこそ真の....うっ....」

青「すごい、今まであんまり誰も言えなかったことをズバッと言ったよこの子。確かにすごい子かも」

黄「青ちんはさ、いつもそうやって常識ぶって自分は普通の人みたいにしてるけどさー、多分一人だと何にも面白くないタイプだよね。ほら、今の時代個性だよ個性!」

青「.......ドスッ」

黄「それとー、ほら黒ちゃんはさ、人生楽しくないの?もっと楽しそうにしなきゃ、幸せも逃げてっちゃうよ?ほらスマイルスマイル!」

黒「.....(.....うっせえな私だって好きで悲しんでるわけじゃねえんだよ、そんなんで幸せがやって来るならとっくのとうにやってんだよ、それなのに幸せにならねえのはてめえみたいなのが人から幸せ奪って生きてるからだよこんちくしょう。なんだスマイルってお前はスマイルプ◯キュアかキュアピ◯スなのか?せいぜいアヘ顔ダブルピースでもネットに晒されろ....)」

赤「なんか黒が見たことないくらい怖い顔でブツブツ呟いてる...」

黄「あれ、いつの間にかみんな倒れちゃって、話し相手いなくなっちゃった」

緑「え、あの、私は..?」

黄「あ、ごめん!ナチュラルに苔と同化して見えなかった」

緑「.....ゴッ...ゴッ...」

赤「緑さん、その掘ってる二つ目の穴ってもしかして誰かを埋めるようとかやあらへんよね?」

青「緑ちゃん、その穴私も入ってみていい?なんかね、今すごく一人になりたい。」

黒「....私も」

赤「.....私も...」

緑「...はい!もちろん!やった、私も皆さんの役に立てる時が来た!」

青「ああ....穴って、落ち着くのね」

黒「ほんとに...死ぬときは穴の中で死のう...」

赤「確かに結構ええもんやなぁ、そう言えば黄色のやつはどこ行ったんや?」

緑「ああ、彼女ならワ◯ピースの再放送があるって言って帰りましたよ」

赤「...せやねん、忘れてたわ。ああいう奴はほんま土足で散々荒らし回ったあと、まるで嵐のように去っていくんや...」

緑「確かに、絶対嵐とか好きそうな感じですよね」

赤「いや、そういう意味じゃなくてな、いやもう説明するのもめんどくさいな。なんだ今回はアイドルに始まりアイドルに終わるんやな。そんでさ、質問なんやけど」


赤「これって一体どうやって出るねん?」




「「「「....あ、」」」」



(ー完ー)


脳内劇場その2

前回までのあらすじ

黒「呼んだ....?」

青「変なやつでてきたぁ....」


赤「え、なにこれ?なんか色をいえばその色のキャラが出てくるって設定なんか?じゃあうんk...モゴゴ」

青「女子がうん◯とかいうんじゃない、ってかそんなん出てきたら責任取れるのかよ」

黒「あの...私...もしかして迷惑ですか....?」

赤「いやいや、全然そんなことあらへんで。やけど、いやそんな新しいキャラとか出てくる感じなんやなぁ思って」

青「ね、てっきり私たち二人だけで完結してる世界なのかと思ったから」

黒「....私もよくわかんないままに連れてこられたんだけど....二人だけだとネタ切れが早いからって...」

赤「こんな作品続いてもどうかと思うけどなぁ」

黒「...二人だけじゃアニメ化できないからって...グッズが売れないって....」

青「そのうち48人集めて48カラーズとか言いそうな勢いね」

赤「9×nグループのやつとか、そのうち765人くらいになりそうなグループとかな。小学生が自慢する色鉛筆みたいになりそやなぁ」

黒「...で私がそのさきがけ...」

赤「でもなぁ、3人目がなんで黒なんや?普通もっと別の色やないか?」

青「色えんぴつの黒っていまいち使い道わからないよね、鉛筆じゃダメなの?ってね」

赤「消えないだけむしろ下位互換やもんなぁ、それに色の三原色って言ったら赤青緑やろ?」

青「いや、それは光の三原色じゃない?それに色の三原色はそもそもマゼンダ、シアン、イエローだからそもそも赤とも青とも違う色なんだよ」

赤「ほへぇそなんか。でも色の三原色に黒なんか入ってみ?全部黒色になってまうで」

黒「....」

青「信号機も赤青黄色だしね、まぁあれも青って言っていいのかわかんないけど。でも信号機に黒なんてあっても見えないもんね、事故っちゃうよ」

黒「......」

赤「チューリップも赤青黄色やもんな、黒色のチューリップなんか葬式くらいにしか使えないしなぁ」

黒「.........」

青「トリコロールといえば青白赤だもんね。黒とか入ったらベルギーみたいだし」

黒「............」

赤「戦隊モノでも基本赤青に続くのって緑とか黄色とかピンクとかはあっても、黒ってないよなぁ、むしろ敵キャラになってまうもん」

青「黒いヒーローってライバルとか闇落ちした主人公とかだよね。ブラックピ◯トとか」

赤「闇落ちして白くなった喰種のハーフのカネ◯君とかおるけどな」

黒「.................」

青「ブラック企業とかいうし」

赤「腹黒いとかな」

青「ブラックサンダーは義理チョコだし」

赤「黒猫は不吉やしなぁ」

青「黒星は負けだし」

赤「あいつはクロとか言うし」

青「クロちゃんは気持ち悪いし」

赤「あれ、そういえばあの黒いのどこ行ったんや?」

青「部屋の隅でどうやら魔法陣的なもの書いてるね」

赤「それ絶対黒魔術やんか!バーサーカーとか召喚するやろ!自分が地獄に落ちる代わりに相手を地獄に落としてくれとかいうんやろ!闇に飲まれよとか闇の炎に抱かれて消えろとか言ってるんやろ!」

黒「....ゴゴゴ....ゴゴゴゴ.....」

青「世界中のネガティヴエネルギーが彼女のもとに集まっていく....なんとかしないと!」

赤「きっと俺らがあいつのこと悪く言ったのが原因や...ここはあいつのいいところを言いまくって、あいつの機嫌をとるんや!」

青「なるほど!えぇ...あぁ...そうだ!ボールペン!三色ボールペンは赤青黒じゃなきゃ!」

赤「そ、そ、そーやんかぁ!黒がないボールペンとか一番使えんもんなぁ、私いっつも黒ばっかなくなるんや」

青「それに....ほら!ランドセル!ランドセルといえば黒と赤とまぁ地域によっては青が主流だよね!」

赤「最近は変の色のやつも出てっけど結局は赤と黒に落ち着くもんなぁ、全国のショタの背中に背負われてるんやもん、ショタコン諸君はきっと来世は黒になりたいとかいうやろなぁ」

青「クロ◯コヤマトさんにはお世話になってるし!」

赤「おい見ろ、シャドーボールがみるみる小さくなっていくで!その調子や!」

青「黒豆、黒ごま、黒酢とか全部ヘルシーだし美味しいよね」

赤「ブラック◯ックシューターとかかっこいいし」

青「ブラックジ◯ック先生とかもかっこいいしね」

黒「dark✴︎r than black とか...いいアニメだよ...」

赤「こいつ話に入りよったぞ、えらい機嫌取り戻してるな」

青「漫画も多いよね、黒執◯とか黒◯のバスケとか」

赤「腐女子受けするやつばっかやなぁ。赤×黒とか青×黒とかやろ?」

黒「何言ってんの赤は総受けでしょ青×赤からの嫉妬からの黒×赤からの最終的にはその三人で3pやろが常識的に考えろや。」

赤「何この子急に怖い急に三点リーダー使わず話し出したでなんなんや」

青「青×赤....3p.....(ポッ...」

赤「なんやなんやあんたまで、やめてくれや、「いっぱいちゅき....」とか言い出すんやないか?私の脳内cvがいくらあやねるやからって私本人には全くその気ないから!」

黒「...私さっきから...赤と青の絡み....仲良いなって思ってた....まさかそういう.....?」

赤「ちゃうちゃうそんな私たちそんなんやないし、そんな元々おんなじ人間の中で生まれたやつ同士でとかもはや同性愛どころか近親相姦ですらあるから!しかもナルシストみたいなもんやから!三重苦!!」

黒「....嫉妬しちゃう....(ポッ....」

赤「ヤダァあああああそんな最終回で私たち一緒になりましょ的なやつそんなん赤と青混ぜただけで紫って混沌とした色なのにそんなんに黒なんか混ぜたら全然綺麗やあらへんてかこんな形で私の純潔がああ」

青、黒「....あ....赤......い....いっしょに.....」

赤「うわああ追ってくんなぁあああもはやなんかお前らゾンビ映画やんか!ふっつうにこええんだよおおおお!だ...誰かて助けてーーーー!」



緑「よ....呼びました...?」



赤「.......いや...あんたは呼ばれる方やなくて呼ぶ方やろ...」


方針変換

ちょっとだけ形式を変えてみます。


赤「どうもー」

青「どうもー、ってこれどういうことなの?」

赤「あんなー、最近気づいてしまったらしいんよ。」

青「誰が?てか何に?」

赤「筆者さんが。結局何いうにもおっさんが嘆いてるだけだと面白みもないし説得力にも書けるわけよ。でさ、最近流行っとるやろ。作者の意見を美少女に代弁させるだけの漫画とかそういうの」

青「それを私たちにやれってこと?」

赤「ってことやな」

青「ふーん、なるほどねえ。でずっと気になってるんだけどなんであんたずっとエセ関西弁喋ってんの?」

赤「これか?そりゃわかるやろ。これアニメでもなんでもないねんで。絵とか状況とか読者の想像力に委ねるんやで。そんなん二人して標準語で喋っとったらどっちがどっちだかわからんくなるやろ」

青「じゃ私も岐阜弁とか話した方がいいの?」

赤「喋れるん?」

青「喋れない」

赤「なら変なこと言うなや。てか青は標準語の方が一番いいんや。」

青「なんで?」

赤「だって青系のキャラって大体ツッコミ役に回ること多いやろ?」

青「銀◯ャリとか?」

赤「それどっちもやないか」

青「ってかさっきから赤とか青とかなんなの?私そんな名前じゃないんだけど」

赤「そりゃキャラクターが二人いるって言ったら基本赤と青でしょ」

青「プ◯キュアとか?」

赤「最近は仰山増えてようわからんけど、確かに初代はそんなイメージあるな」

青「ポ◯テピピックとか」

赤「ちょっとオレンジっぽいけどまぁそういうことやな」

青「赤鬼青鬼とか」

赤「だいぶ古典だけどそうやな」

青「確かにそう言われて見ると赤がお調子者で青がクールキャラっぽい法則あるかもね」

赤「戦隊モノだと基本2トップは赤と青やからな。そして赤の私はリーダーポジションというわけ」

青「それずるいなぁといつも思ってるけど 確かにそういうこと多いかも」

赤「青髪サブヒロインっていつも主人公に振られてっよな」

青「うっさいなぁ、そういう赤髪のやつって大体バカだからな」

赤「ううっまぁ探せば赤髪の秀才もおるやろ。赤◯業とか。」

青「渚ちゃんの方が主人公だけどね。ってわけであなたはボケ役を演じてると」

赤「まぁ宿命やもんなぁ。一番手に脳内に浮かんだもんとして受け入れなあかん宿命やねん」

青「だから関西キャラなんだね。確かに大阪とかって赤いイメージあるね」

赤「たこ焼きとかな」

青「食い倒れ人形とかね」

赤「あっちの人派手なもん好きやからな」

青「でも東京ってそんな青いイメージあるかな?」

赤「スカイツリーとかちょっと青いイメージない?」

青「でも東京タワーは真っ赤だよ」

赤「つまり東京タワーはボケ役ちゅうこっか?」

青「そういうわけじゃないと思うけどなぁ」

赤「浅草寺も赤いやんなぁ」

青「赤門とかあるしね」

赤「確かに青門は存在せえへんなぁ」

青「てかそろそろ着実に語尾が怪しくなってきてるね、無理は禁物だよ」

赤「そそそんなことあらへんで、なんてったって生粋の関西人やからな」

青「関西って言ってるけど、具体的にはどこ出身なの?」

赤「関西は関西やん」

青「?」

赤「アニメキャラのいる世界線ではな、あそこらへんは関西府っていう都道府県があって、そこの関西府関西市関西駅らへんにみんな住んでるんやで」

青「めちゃくちゃなメタ論理だぁ」

赤「せやかて青」

青「だから無理やり使おうとしなくてもいいよって。関西人に指摘されて赤っ恥になる前にやめとけな」

赤「赤っ恥っていうか、もはやこれ自体黒歴史になりそうだけどな。」


黒「...........呼んだ...?」


青「おい...お前が変なこと言うから変なキャラ出て来ちゃったじゃねえか....」


(つづく) (たぶん)





先に生まれただけの人

20歳を超えると、人は将来への夢想よりも過去を回想しがちになる、というのはよくあることだ。人生はlogを取ると比例になると考えると、20歳は2泊3日の3日目の朝くらいだから、まぁそうなるのも無理はない。

若いというのはいいことだ。人は年齢を重ねれば重ねるほど良くも悪くも歪んでいく。そして、一度曲がった針金がもうまっすぐにはならない。それゆえ過去というものは美化されるのかもしれない。しかし思うに、やはり子供時代には人間誰しも善であったと僕は思っている。いつだって人を歪めるのは経験だ。

しかし、若いうちというのは間違いを起こす。経験がないが故のものだが、その純朴な精神から生じた間違いは、時にひどく残酷な悪意となって他者を傷つけることがある。それは大人相手に起こるならばまだ傷は浅いけれど、同じ子供相手にはその刃は鋭く突き刺さり、被害者加害者共に今後の人生に爪痕を残す。それを正しく監視し、制止するのが子供に対する大人のあり方だと思う。

よく教育業は性悪説に基づいていると言われる。噂話に聞く、理不尽な校則を見るとそうなんだろうなという感じはしてくる。けれど僕としては、教育こそ性善説に基づかなければならないと思う。子供達に正しい「堕ち方」、もとい処世術を教える、そうでなくてはいけないと思う。少なくとも今の「監視」「管理」「矯正」といった教育理念は根本的に間違っている。

勉強というものは強制されてやるものではない。運動みたいなもので、そりゃやった方が良いけれども、やりたくない人に無理やりさせるものではない。けれども昨今のテレビでは勉強=つらい、高学歴=つらいことを頑張ったストイックな人、みたいな考えがはびこっている。そりゃそういう奴もいないことはないけれど、基本的に大学とは勉強マニアが勉強するための施設で、そんなやつはきっと大学側もいらないだろう。

勉強の学問としての楽しさ、知ることでできることが増えてく喜び。そういったものを教えられず、つらいことをやり抜くことの達成感が勉強の神髄だと説く教師は世の中に量産されているわけだが、そんなやつは、自分より弱い人の前でしか威張れない、やりたいことが見つからなかった就活したくなかった人と相場が決まっているので、生徒の足引っ張って国に損害を生むよりは、ごみ収集車を毎朝動かして誰でも人の役に立てるような仕事をすべきだと思います。今回は毒舌ジメですね。これが言いたかっただけです。