脳内茶番 「展」
黄「えー、この物語は、女の子の可愛さを最大限お楽しみいただくため、邪魔にならない程度の日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。
あと、この話に出てくる人物、企業等はすべて架空で、実在のものとは関係ないのでご注意ください。それから、私たちはみんな二十歳以上です。おこさまにはかげきなひょうげんがふくまれるから、おうちの人といっしょに見てね!」
赤「えー、てなわけで前回から初登場、イエローちゃんやーー拍手〜〜」
(パチパチパチ)
黄「いや〜、どうも〜〜。いやーそれにしてもこの始めの文句って言うの緊張するね。ってかこんな長いセリフ言わせやがって、これ作ったやつの頭どうなってるんだろうね」
青「最初から飛ばすねー」
黒「...っていうかここがその頭の中なんだけどね....」
赤「おいおい、そないなこと言うとこの世界から簡単に消されかねないで。この世界、宿主さんがこのキャラ登場させるのめんどくせえとかなったらすぐ消されるかんな。」
青「一番めんどくさそうなの赤だと思うけどね...」
赤「...いや、アニメ化になったらめんどくさいのは黒やで、なんせこいつゴスロリ着てるからな!作画班が音をあげるはず!」
黒「ああ...だから赤はジャージ着てるんだ、せめて消されないように...不憫..」
黄「でもまぁ、消されても別にいいけどね。だって、多分きいが消されるくらいになったらこの話本当にすぐ終わるもん。読者も作者も相当無駄な時間使ってるだけだよ?それ黒っちも大丈夫だよ、こんなのアニメ化するほど暇な会社無いから。」
赤「わからへんよ!もしかしたら関西弁のよしみかなんやで京アニがアニメ化してくれるかもしれないやろ!似非やけど!」
青「あの会社でアニメ化すると、多分オタク受けするように大幅にキャラ改変されるだろうけどね。」
黒「...いきなり妹が増えたり、姉が増えたり、モブが主要キャラより人気になったり..」
黄「真面目な話の途中にダンスシーン挟んだりとか?」
青「百合要素ふんだんに入れたりとか、むしろ筋肉むきむき男子化して腐女子受けを狙ったりとか....」
赤「うう...そんなん原作よりも面白いアニメやんけとか言われて嬉しいような悲しいような思いするやんけ!やめややめや!他のアニメ会社に頼む!」
黄「シャ○トとか?」
青「ダメだよ、部屋がデザイナーズ物件になったり、お風呂がとんでもなく大きくなったりとかしちゃう」
黒「...文字が全部旧字体になる...」
赤「あかんあかん、首が変な方向に折れ曲がったり、3話くらいで悲惨な死に方したりしてまう。あ、
「絶望した!!アニメ化しても原作者が幸せにならない世界に絶望した!!」」
黒「伝統芸、伝統芸...」
青「いや、別に義務じゃないんだから無理やりやらなくてもいいんだよ?」
青「まぁ確かに、全然誰も期待してないのに本人だけが義務感を持ってやってることってあるよね」
黒「冒頭の注意喚起とか...まさにそれ」
黄「注:パクリではありません、オマージュです」
青「そんなこと言わなくたって、読者は大体わかってるもんだけどね」
赤「某ソ○トバンクのcmとかな、あれいつまで続くんやろな」
黄「旧白戸家とか新白戸家とか、ぶっちゃけどうでもいいよねぇ。三太郎の方が100倍面白い」
黒「あんなcmでも、制作費数億....ついでにどんな糞アニメでも、だいたい制作費は数千万...」
青「作画崩壊で話題になった方がまだマシみたいなところあるよね、作品山ほど増えたし」
黄「誰も見てないのに作者の自己満のためだけのために作られている作品なんてこの世に腐るほどあるからね。」
赤「黄ぃやん、それは禁句やで...」
青「辛かったら辞めていいんだよ、関西弁....」
赤「そんな優しそうに言われると本当にやめてしまいそうにやるやないか....」
黄「宿主さんの二回目のネカマとか、絶対誰も興味ないのに義務感でやってる感じだよね」
赤「.......」
黒「...そういえばさ、私たち...何か忘れてない?」
青「え、何?なんかやることあったっけ?」
黒「...いや、何かじゃなくて...誰か忘れてるような...」
赤「\あっかりーーん/ってやつか?確かに私は赤いけどもうちょっと存在感ある主人公やで」
黄「もう怖いこと言わないでよ!私たち元々4人だったじゃん!」
青「いや、元々は二人しかいなかったけどね、君たちがどんどん自然発生して来たんだけどね」
赤「誰か居なくなってるって?それってまさにホラーものか殺人事件かの始まりやんか。おい誰が名探偵なんや、至る所で殺人事件を引き起こす疫病神なんや。」
黒「...人が一人づつ消えて行ったりする話とかね...。...あれ..こんなとこに穴なんてあったっけ...」
赤「おい....こんなん絶対死体とか出てくるやろ...それかゾンビが襲ってくるかとかか...」
黄「ちょうど人一人くらい入りそうな大きさだね、結構深いとこまで繋がってるみたい」
青「じゃ、赤。レポートよろしく」
赤「え、なんで私なんや?私絶対嫌や!」
黒「...赤行かないの...?...じゃあ私行く...」
黄「なんか楽しそう!私も行く!!」
青「あ、そう?じゃ私も行くー!」
赤「おい...なんで言いながらお前ら私の方見るんや」
青「うーん、なんのことかなぁー?」
赤「...まぁいいや...私も行くよ...」
「「「どうぞどうぞ〜〜」」」
赤「あぁ!そんなやと思ったで全くもう!絶望したこの義務社会に!」
青「ささ早く穴の方へ...」
赤「言われなくても行くわ...おいお前ら、何じっと見てるんや?」
黄「『絶対押すなよ』って言わないのかなぁって思って...」
赤「言わんわ!つまんねーこと聞くなよ!」
青「お、伝統芸伝統芸」
赤「いや、これどこまでつながっとるんや?」
青「あかー、どんな感じ?」
赤「いや、全然...お、なんか光見えて来た...お、どれどれ....」
緑「あ、赤さん!いらっしゃい、何飲む?色々あるよー、紅茶とか?」
赤「いや、お前何しとるんや?」
緑「いや、なんかね、穴掘ってたら結構インテリアとか凝り始めちゃってー、いいでしょおしゃれなカフェみたいでしょ?」
赤「なるほどな....これが本当の、穴場のカフェってな」
黄「お後がよろしいようで〜〜〜」