Cさん視点の話

意味なんてないよ

脳内4コマ 「転」

「「「これまでの『ちゃばん!』」」」


緑「みどりです!閉鎖寸前になったこのブログを立ち直すべく、立ち上がった私たち!自己顕示欲と創作意欲に駆り出されて始めてみるも、慣れない関西弁でのキャラ分けや6限までびっしり詰まった時間割など、私たちの目の前に立ちふさがる障害は数知れず!一体私たちどうなっちゃうの〜??」



赤「なんなんやこの女...」

青「今回から新登場のくせしてめちゃくちゃな性格してるわね....」

緑「.....いや、違うんです!!!私全然そんなつもりは.....。ただ作者さんに、こう言ったらとりあえず大体のオタクは乗ってくれるからって言われて....」

赤「ああ、あれな。ラブラドールレトリーバーみたいな名前のアニメに出てくる、薬用石鹸みたいな名前のアイドルグループの団体のあれやろ?」

青「前回からやけに推してるけど、作者さんアニメ一話も見てないし、確かゲームもインストールしてすぐやめてたような」

黒「....大丈夫....情報は全て同人誌で手に入れてる....って言ってた....」

赤「偉大なるポロロッカ、逆流現象なこった」

黒「....ファンに呪い殺されてしまえばいい...」

緑「でも私、みなさんの役に立ちたくて!」

赤「とは言ってもなぁ、作者も結構きついと思うで?今だって多分語尾安定してないし、多分左のこれとったら誰が喋ってんのかわからんで」

「多分そう...」

「絶対そうだねー」

「そうですかね?」

「せやって。今だって多分読者に結構な負担かけてるはずや!」

「変な関西弁やめろや、そんな喋り方すると余計読者に負担かけるやろが」

「あぁ、鬱やなぁ。人類全員死なんかなぁ」

「なるほど!今関西弁で話せば全部赤さんが言ったことになる!」

せやねん!女子の50kg台は別にデブやないねん!お米の食べ過ぎちゃうねん!」

「あああ、私なんか無性に青の肩揉みたくなってきたわあ。てか今夜この後私のおごりで飯行こうや〜」

「なんやねんほんまお前ら」

カイジはん、あんた星欲しいんやろ?一個2000万でどや?」

「あべさん、お金いいかげん受け取ってもらえまへんか?ほら、これあんたからもらった100万円ですわ」

「返せー、家の中に何にも物がないー!携帯も、財布も、何にもないー!」

「ですからそのことに関しましては、捜査の最中でございますので、刑事訴追の恐れがありますので...」

「すいません、女性の方は土俵から降りてください、女性の方は土俵から降りてください。」



パチッ


青「うわっ眩し」

赤「てめえらいいかげんにせえよ!てか後半なんか別の人いたし!なんなんだよ!」

黒「...今年はほら...あっちの方でいっぱい問題が起こってたから...」

緑「あれ、でなんの話でしたっけ?」

赤「えーっと、せやからこないな風に誰が喋ってんのか増えて来ると大変やから、これ以上人はいらないって話や」

青「4人どころか、それ以上いてもだいぶ区別できてたけどね」

赤「それは特殊な話しかしてないからやろ!それになんかなぁ、緑ってなぁ」

緑「え、緑って....なんですか?」

青「うん緑ってねぇ」

緑「緑って...?」

黒「うん....緑は...ね」

緑「緑って...なんなんですか?」

赤「うん...緑ってさ....


「「「地味...だよね....」」」


緑「....え...地味、ですか...?」

青「なんかね...永遠の5番手って感じだよね、二番手ポジションすら与えられない的な」

赤「せやねん、なんかどうしても数合わせ的な感じで入れられること多いよなぁ。大抵チームの中でも浮いてたりして。そんで大体チームの中で足引っ張ることになんねん。ただの引き立て役やな」

緑「そんな....ひどい....」

黒「...だいたい闇堕ちするのも...デッドエンド迎えるのも....主人公に異常な執念持ってたりするbl、百合枠だったりするのも...大体緑の役目...」

緑「そ、そんなことないですよ!」

赤「それに緑って大抵弱いよなぁ、一人じゃ何にもできない系の、サポート系の能力だったりして。」

青「絶対あれ、前線のポジションの人から「あいつだけ安全なとこにいてうぜえよなぁ、大して役に立たないし」とか言われてるよね絶対」

緑「うう.....」

赤「今から緑で嫌なもの言っていこうや」

青「芋虫とか?青虫って言われてるけど青って文字使わないでほしいよね、青じゃないし」

黒「ピーマン...ほうれん草...ブロッコリー...子供のころ嫌いだった..」

緑「ううう...」

赤「問題集?とかにつかうあの緑の透明なやつ?あれ全然使ったことないや。赤の透明なのはいくらでも出番あるけど」

青「青リンゴとかマスカットとかさ、結局りんごでいいしぶどうでいいしね。なんでわざわざ青いうちに収穫するのさ。てかあんたのことdisろうとすると私もダメージくらわなきゃいけないのなんなのこの罠」

緑「うううう....」

黒「...鉄緑会」

赤「ルイージ

青「埼京線

赤「常磐線

黒「..LINE」

赤「小◯百合子」

青「みどりの日

黄「モリゾーとキッコロ

黒「...鏡月

赤「田舎」

青「ピッコロ」

黄「緑のたぬき

黒「...量産型ザク」

赤「なんてったって赤いのの1/3の力しか出ねえもんな、ってあれこの展開どっかで...あれあいつは?」

緑「うわぁーーーーーん!!!私なんて、私なんてーー!!」

青「なんか部屋の隅に穴掘って埋まろうとしてるわね」

赤「それ違うアイドルやろうが!全く、てか登場からずっと黒のパターンと被ってるねん!キャラも話し方も微妙に!普通にネクラキャラが二人増えるとこっちだって大変なんやねん!」

青「赤だって元は根暗なタイプだもんね。空元気で頑張ってるっていうか」

赤「せやねん、やから泣かれたりするとこっちだって大変なんや」

緑「だってみなさんが!みなさんがいじめるからですよ!私だって頑張って慣れないあらすじ紹介とか練習して、やっと新人として受け入れてくれると思ったんです!それなのに、それなのにぃ....」

赤「..ぷっ.ふふっ...」

青「え、何笑ってんの?」

赤「いや、なんか野々村に似てて...」

青「いや、ほんとそういうのどうかと思うよ、人として」

赤「まぁともかくさ、こう雰囲気としてさ、滅入ってくばっかりやからさ、もっとなんつーの、もっと場全体が明るくなるような?キラキラした子が来て欲しかったんよ」

黄「私みたいな?」

赤「おお、そういうそういう。まさにこういう子が...ってあれ?君いつから...?」

黄「わたし?えーっとね、結構前くらいからいたよ。みんなで電気消して関西弁喋ってるとこくらいからかな?」

青「え、そうだったの??」

黒「全然...気づかなかった....」

赤「おい、見ろよ...私が求めてたのはそうだよこういう根っからのパリピ、キラキラピーポーや!ほらお前ら、わからんか?」

青黒「...?」

赤「この距離感や!いいか、真のパーリーピーポーってのはなぁ、こっちが壁を建設する前にズイズイ入り込んできてな、そんで気づいたらもう相手のペースに引き込まれてるんや。」

黄「あかりん、そんなの照れるなぁ、そんなんじゃないって〜」

赤「あ、あかりん??ほらこんな感じで早くもあだ名とかつけて来るんだよ?これこそ真のパリピの実力ってもんよ」

黄「アッカー関西弁にするの忘れてるよ?てかもうそれやめたらー?あんまり面白くないよー??」

赤「う....そうや、こうやって他人の領域に土足でずどずどと入って来る感じ....これこそ真の....うっ....」

青「すごい、今まであんまり誰も言えなかったことをズバッと言ったよこの子。確かにすごい子かも」

黄「青ちんはさ、いつもそうやって常識ぶって自分は普通の人みたいにしてるけどさー、多分一人だと何にも面白くないタイプだよね。ほら、今の時代個性だよ個性!」

青「.......ドスッ」

黄「それとー、ほら黒ちゃんはさ、人生楽しくないの?もっと楽しそうにしなきゃ、幸せも逃げてっちゃうよ?ほらスマイルスマイル!」

黒「.....(.....うっせえな私だって好きで悲しんでるわけじゃねえんだよ、そんなんで幸せがやって来るならとっくのとうにやってんだよ、それなのに幸せにならねえのはてめえみたいなのが人から幸せ奪って生きてるからだよこんちくしょう。なんだスマイルってお前はスマイルプ◯キュアかキュアピ◯スなのか?せいぜいアヘ顔ダブルピースでもネットに晒されろ....)」

赤「なんか黒が見たことないくらい怖い顔でブツブツ呟いてる...」

黄「あれ、いつの間にかみんな倒れちゃって、話し相手いなくなっちゃった」

緑「え、あの、私は..?」

黄「あ、ごめん!ナチュラルに苔と同化して見えなかった」

緑「.....ゴッ...ゴッ...」

赤「緑さん、その掘ってる二つ目の穴ってもしかして誰かを埋めるようとかやあらへんよね?」

青「緑ちゃん、その穴私も入ってみていい?なんかね、今すごく一人になりたい。」

黒「....私も」

赤「.....私も...」

緑「...はい!もちろん!やった、私も皆さんの役に立てる時が来た!」

青「ああ....穴って、落ち着くのね」

黒「ほんとに...死ぬときは穴の中で死のう...」

赤「確かに結構ええもんやなぁ、そう言えば黄色のやつはどこ行ったんや?」

緑「ああ、彼女ならワ◯ピースの再放送があるって言って帰りましたよ」

赤「...せやねん、忘れてたわ。ああいう奴はほんま土足で散々荒らし回ったあと、まるで嵐のように去っていくんや...」

緑「確かに、絶対嵐とか好きそうな感じですよね」

赤「いや、そういう意味じゃなくてな、いやもう説明するのもめんどくさいな。なんだ今回はアイドルに始まりアイドルに終わるんやな。そんでさ、質問なんやけど」


赤「これって一体どうやって出るねん?」




「「「「....あ、」」」」



(ー完ー)